格安SIMの中でも、大容量の20GBプランを月額2,000円以下で利用できるサービスをお探しの方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、20GBを2,000円以下で提供している格安SIMを徹底比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
20GBを2,000円以下で使える格安SIM
現在、20GBを月額2,000円以下で利用できる主な格安SIMは以下の通りです。
格安SIM | 月額料金(税込) | 回線 |
---|---|---|
イオンモバイル | 1,958円 | docomo, au |
LIBMO | 1,991円 | docomo |
IIJmio | 2,000円 | docomo, au |
楽天モバイル | 2,178円 ※1 | au |
※1 楽天モバイルは家族割や22歳以下割引の適用で実質2,000円以下になります。
それでは、これらの格安SIMについて詳しく見ていきましょう。
イオンモバイル
イオンモバイルは、イオングループが展開する格安SIMサービスです。20GBプランの月額料金は業界最安クラスの1,958円(税込)となっています[1]。
メリット
- docomoとauの2つの回線から選択可能
- 余ったデータは翌月に繰り越せる
- イオンお買い物アプリでお得に買い物ができる
デメリット
- 通話料金が他社と比べてやや高め(30秒20円)
- 店舗数が少なく、サポート体制がやや心もとない
LIBMO
LIBMOは、TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMです。20GBプランの月額料金は1,991円(税込)と、イオンモバイルに次いで安くなっています[1]。
メリット
- 通話料金が30秒10円と比較的リーズナブル
- 使い切れなかったデータは翌月に繰り越し可能
- Amazonプライム会員は月額料金から220円割引
デメリット
- 対応端末が少なく選択肢が限られる
- キャンペーンが少なくお得感に欠ける
IIJmio
IIJmioは、老舗プロバイダーのIIJが運営する格安SIMサービスです。20GBプランの月額料金は2,000円(税込)です[1]。
メリット
- docomoとauの2つの回線から選択可能
- 通話料金が30秒11円と業界最安クラス
- 高速通信と低速通信を切り替えられる「みおふぉん」アプリが便利
デメリット
- 通話かけ放題オプションの料金が高め
- キャンペーンが少なくお得感に欠ける
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天グループが展開する格安SIMです。20GBプランの月額料金は2,178円(税込)ですが、家族割や22歳以下割引の適用で実質2,000円以下で利用できます[1]。
メリット
- プランの組み合わせで大容量を安く使える
- 楽天経済圏のサービスとの連携でお得
- 通話かけ放題が月額0円~と業界最安クラス
デメリット
- サポート体制が手薄でトラブル時に不安
- 楽天回線エリアが狭く、つながりにくいエリアがある
20GBプランはどんな人におすすめ?
月間のデータ使用量が20GB程度になる主なケースとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 動画や音楽のストリーミングをよく利用する
- テザリングでPCやタブレットをよく使う
- 通勤時間が長く、スマホで動画を見て過ごすことが多い
- 家族でシェアして使う
1人で使う分には20GBもあれば十分すぎるくらいですが、使い方によっては足りなくなるケースもあります。
特に、動画のストリーミング再生をする機会が多い人は、20GBでも厳しい場合があるので注意が必要です。1時間のフルHD動画再生で約2GB程度のデータ通信量を消費します[2]。
また、20GBを複数人でシェアする場合も、1人あたりの使用量を把握しておかないと足りなくなる恐れがあります。
逆に、1人で使う分には10GB程度で十分という人も多いでしょう。その場合は、10GBプランの方がコスパが良くなります。
自分の使用量をしっかり把握した上で、最適なプランを選ぶようにしましょう。
まとめ
20GBを月額2,000円以下で利用できる格安SIMとして、イオンモバイル、LIBMO、IIJmio、楽天モバイルの4社を紹介しました。
いずれも大手キャリアの回線を利用しているので、通信品質は申し分ありません。あとは、通話料金やキャンペーンなどの条件を比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。
ただし、20GBもの大容量を使い切るのは意外と難しいもの。使用量をよく確認して、無駄のないプランを選ぶことが賢明です。
格安SIMへの乗り換えを検討中の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。